「やっと幕が開いた」日本FP協会の行政連携から見えるFPの新たな可能性
先日、日本FP協会が行政機関と連携した生活困窮者自立支援や被災者支援などの取り組みを公表しました。
生活困窮者の家計改善支援事業、被災者支援、ひとり親家庭支援、シニア向け相談事業などに、CFP・AFP認定者を派遣しているという内容です。
※公表記事は 👉こちら
この発表を見て、率直に思ったことがあります。
「やっと幕が開いたな」
ということです。
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FPの仕事は資産運用だけではない
世間一般では、
- NISA
- iDeCo
- 保険見直し
- 資産形成
といった分野がFPの仕事と思われがちです。
もちろんそれも大切な役割です。
しかし、人の人生にはもっと切実な場面があります。
- 収入が減った
- 借金を抱えた
- 失業した
- 災害で生活基盤を失った
- 制度が分からず困っている
そんなときに必要なのは、金融商品の説明ではありません。
生活を立て直すためのお金の整理と制度活用です。
私が相談現場で感じていること
私は現在、社会福祉協議会で生活福祉資金に関する相談業務に携わっています。
そこで感じるのは、
お金の問題の多くは、金融だけでは解決しない
という現実です。
家計の見直し。
公的制度の活用。
将来の生活設計。
住宅の問題。
就労の問題。
さまざまな課題が複雑に絡み合っています。
だからこそ、
「金融を知る人」
だけではなく、
「生活全体を見渡せる人」
の存在が求められています。
その役割を担える専門職の一つがFPだと思っています。
防災と生活再建にもFPの力が必要
今回の発表では、能登半島地震や大船渡市の林野火災に関連した被災者支援についても紹介されていました。 [prtimes.jp], [jafp.or.jp]
災害で失われるのは建物だけではありません。
家計も人生設計も大きな影響を受けます。
だからこそ、
- 生活再建
- 住宅再建
- 教育資金
- 保険
- 公的支援制度
を総合的に考える支援が必要になります。
防災とFPは、一見離れているようで実は非常に相性が良い分野です。
これからのFPに期待したいこと
今回の発表は単なる活動報告ではありません。
FPという資格の社会的な役割が、資産形成支援だけでなく、
生活困窮者支援 被災者支援 福祉との連携 生活再建支援
へ広がっていることを示しているように感じます。
私は以前から、
「金融×福祉×防災」
の連携こそ、これからの時代に必要だと考えてきました。
今回の発表を見て、その方向性が少しずつ形になり始めたように感じています。
だからこそ、私はこう言いたいと思います。
やっと幕が開いた。
これからのFPは、お金を増やす支援だけでなく、人生を立て直す支援にも貢献する時代になるのではないでしょうか。
