「私立高の無償化」って、ほんとにゼロ円?
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🌿進学前に知っておきたい、制度のウラ側
こんにちは。葛飾区で子育てをしている皆さんへ、今日はちょっと気になる話題をお届けします。
最近よく耳にする「私立高校の授業料無償化」。 「えっ、私立も無料になるの?」「それなら選択肢が広がるかも!」 そんな声が聞こえてきます。実際、制度の拡充はとてもありがたいこと。
でも…その「無償化」、ほんとうに“ゼロ円”なんでしょうか?
🌿「無償化=安心」…その前に、ちょっとだけ立ち止まってみよう
進学って、家計にも心にも大きな決断。 だからこそ、「負担が減る」と聞けば、未来が少し明るく見えるものです。
でも、制度の中身をよく見てみると、 「完全に無料」ではないことや、「学校によって負担が残る」ことがわかってきます。
これは誰かが悪いわけじゃなくて、制度の仕組みがちょっと複雑だから。 だからこそ、知っておくことが安心につながるんです。
🌿実は「授業料だけ」が対象なんです
まず最初に知っておきたいのは、 無償化の対象は「授業料」のみということ。
制服代、教材費、施設費、入学金などは対象外。 学校によっては、年間で10万円以上の自己負担が残ることもあります。
「授業料が無料になるなら、全部ゼロ円だと思ってた…」 そんな声が出るのも、無理はありません。
🌿所得制限は撤廃。でも支援額には上限あり
今回の制度では、所得制限が撤廃され、すべての世帯が対象になります。 これはとても前向きな変化。
でも、支援されるのは年間45万7,000円まで(全日制の場合)。 授業料がそれを超える学校では、差額を負担する必要があります。
つまり、「無償化」と言っても、学校によっては負担が残るということ。
🍁葛飾区のご家庭だからこそ、気をつけたいこと
葛飾区では、私立高校への進学率が比較的高め。 地域柄、選択肢が多い分、費用の差も大きくなりがちです。
「無償化=安心」と思っていたら、入学後に驚くことも…。 だからこそ、進学前の確認がとても大切なんです。
🍁進学前に、こんなことを確認してみてください
- 学校説明会で費用の内訳をチェック
- 家計シミュレーションをしてみる
- 「無償化=完全無料」ではないことを家族で共有
これだけでも、進学後の「こんなはずじゃなかった…」を防ぐことができます。
🍁最後に:制度を味方にするために
この制度は、決して悪いものではありません。 でも、「無償化」という言葉だけで安心してしまうと、 あとから不安になることもあるのが現実です。
だからこそ、制度の中身を知って、味方にすることが大切。 この情報が、葛飾区のご家庭の安心につながりますように。 そして、進学という大切な一歩が、心から応援されるものになりますように。
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