親子だから!?なかなか言い出しづらいこと
Table of Contents
はじめに
はじめまして。
秋山と申します。
今回が記念すべき初投稿となります。
どうぞよろしくお願いします。
趣旨
このブログでは、
誰もが避けてはとおれない「相続」を
メインに、わたくしの実体験をとおして、
皆さんが事前に知っておいて損はないこと、
いや寧ろ得するような情報をなるべく分かりやすく
発信できればと思ってます。
どんなイメージ?
それでは、早速ですがお聞きしたいことがあります。
皆さんにとって、
「相続」ってどんなイメージを持っていますか?
たぶん、相続手続きの経験のある方とない方では
当然感じ方に違いはあると思います。
しかし、恐らく大勢の人が
「大変(だった)」とか「大変(そう)」とか
かなりの確率で“大変”と感じたのでは
ないでしょうか。
過去に街角アンケートの調査結果でも「スムーズに
ことが進んだ」 といった回答はわずか10%程度と
いった記事があったかと 記憶しています。
確かに、
相続手続きは皆さんが仰るとおりのイメージだと
思います。
手続き自体煩雑ですし、時間の制約もあったりして
決して 容易なものではありません。
とは言え、前述のとおり相続は避けてとおれない
ものです。
それなら、少しでも本来の手続きがスムーズに運ぶ
ように 、いますぐにでも出来るような事前の対策
知りたくないですか。
教えちゃいます。
誰にでも簡単にできますから、是非取り組んでみて
下さい。
先ずは出来ることから
皆さんは、
火事や洪水、地震なんかの天災に備え、家族で話し
合って、緊急の避難場所や連絡先を確認したり、
防災グッズを用意したりしてますよね。
これは、いつ天災に見舞われても、決して慌てず
行動出来るようにするための事前の備え。
すでに慣習化しているはずです。
そう考えると、人の死の備えもこれに類似してると
思いませんか。
将来必ず起こる相続についても、事前に親子で
確りコミュニケーションを取り、お互い理解し
合うことはとても大切なことです。
それを聞いて「うちの家族は日頃から仲がいいし、
いろいろなこと正直に話すし、将来のことは
もう少し先でもいいかな。」なんて思っている方も
きっといらっしゃるはずです。
でも、憶えておいてください。
相続の話題は特別で、普段の会話と違って、
お互い変に遠慮がちになったり、互いに言葉を
選んでみたり、場合によっては嫌悪ムードに
なったりするケースも少なくないんです。
だって、相続財産がプラスのものばかりとは
限りませんから。
もしもですよ、親が借金を抱えていたら
どうでしょう。
マイナス財産も相続財産ですから、
親からすれば子供には極力話したくないでしょうし
子供からすれば、期待を裏切られたみたいに
感じるかもしれません。
心の奥底の気持ちってわかりませんもんね。
確かにわたくしも人の親ですから、もしそんな
状況だったらどうだろうと考えてみたんです。
ん〜、確かにうなずけるかもですね。
将来の相続トラブルを回避する為の事前準備
なのにそれが原因で、親子関係を悪くして
しまっては、本末転倒。
そこで、もし相続に直接関わるような具体的会話
をすることに少しでも抵抗感があるなら、
まずは、出来ることから始めてはどうでしょう。
では、何から手をつければ?ですが、
財産の保管場所の確認がお勧めです。
以下のようなものが考えられますので、
チェックして みて下さい。
✔現金・貴金属等
○金庫の鍵、貸金庫のカギ・証券番号
✔預貯金
○預金口座・届け出ている印鑑・キャッシュカード
○定期預金証書 ネットBKのIDおよびPW
✔有価証券
○取引残高証明書 ネット証券のIDおよびPW
✔土地・建物
○所在地の住所・登記簿謄本および公図
○測量図
○賃貸している場合は賃貸借契約書
○固定資産税課税明細書
○買ったときの売買契約書
✔借入金
○借用書または契約書・返済予定表
✔生命保険
○保険証券
✔ゴルフ会員権
○会員証書
保管場所の確認だけなので、中身の確認が
なければ、それほど抵抗は感じないはずです。
え!?そんなことって笑うかもしれませんが、
わたくしの経験からすると、それを知っているか否か
で、相続手続きが始まった時、間違いなく天と地ほど
の開きがあるんです。
びっくりしますよ。
実体験から学んだこと
わたくしは2年前に母親を亡くしました。
父親は母親の財産(例えば預金通帳、印鑑等)には
無頓着で、何処にどんなものを保管していたかなんて
全く知らなかったんです。
それからは、家族総出で何日もかけて家中のタンスの
引き出しを開けて探し周ったり、取引がありそうな銀行
なんかにも、 兄弟手分けして問い合わせをしたりと、
相当な時間と 労力を費やしました。
そんな苦労、皆さんしたくないですよね。
だから、いま出来ることからでいいんです。
面倒と思わず試みて下さい。
保管場所は口頭で伝えたり、聞いたりしても
構いませんが、 個人的には、リストを作成し、
保管しておくことを お勧めします。(忘れますからね)
最後に
今回は「相続手続きの事前準備」といったテーマで
お話させて いただきました。
これからも円満相続を目指し、皆さんの将来に役立つ
ような記事を掲載していきたいと思っています。
乱筆乱文どうかお許しくださいませ。
それではまた。