株価が騒ぐ日々、商店街は静かに耐えている

Table of Contents
─葛飾から見える「経済の置き去り」─
連日、株価高騰のニュースが賑わっています。 「バブル再来か」「企業業績が好調」──そんな言葉が紙面を踊る一方で、葛飾の商店街では、今日も静かにシャッターが閉じられていきます。
この違和感。 誰かと分かち合いたくて、この記事を書いています。
経済の風は、どこに吹いているのか
中小企業の景況感調査では、最も多く挙げられた不安が「販売不振」と「消費低迷」。 商店街の実態調査でも、空き店舗の増加や集客力の低下が深刻な課題として浮かび上がっています。
それでも、ニュースでは「好景気」と報じられる。 まるで、経済の風が吹いているのは別の世界の話のようです。
葛飾の商店街から見える現実
夕方、かつて子どもたちの声が響いていた通りを歩くと、静けさだけが残っています。 「値上げはできない」「人件費が重い」「でも、閉めるわけにはいかない」──そんな声が、店先の灯りの奥から聞こえてくるようです。
それでも、店主たちは店を開け続けています。 誰かのために。地域のために。自分の誇りのために。
制度は、暮らしの延長線にある
将来の備えなんて、今の暮らしが成り立ってこそ。 でも、そんな中でも「自分で選べる制度」があることは、少しだけ希望になるかもしれません。
葛飾区の自営業・フリーランスの方に向けて、iDeCoについてまとめた記事もありますので、よかったらこちらもご覧ください。
👉 自営業の家族にこそ届けたい、iDeCoの話(葛飾相続ナビ)
見えない場所にも、声を
株価が上がっても、私たちの暮らしは変わらない。 でも、ここにある営みは、確かに“経済”の一部です。
この街に、どんな風を吹かせたいですか。