樹木葬が選ばれる3つの理由

こんばんは!

秋山です。

皆さん、お墓や埋葬について真剣に考えられたことって

ありますか?

”まだ先のこと”と思われる方もいらっしゃるかも

しれませんが、将来的にはすごく大事な問題なんです。

お墓や埋葬は納骨してしまうと簡単には移動できません。

また、遺骨を他の人の遺骨と一緒に納める墓に納骨したり、

海や山などへ散骨したりすれば、遺骨を取り戻すことは

できませんよね。

だから、お墓や埋葬の選択にあたっては、

どのような選択肢があるのか、またどのように

選んだらいいのかが大切になってくるわけです。

今回はお墓と埋葬について、重要なポイントに絞り、

解説したいと思います。

お墓の主流が一般墓から樹木葬に

いま、お墓事情は大きな転換期を迎えています。

というのも、

いままで主流であった一般墓が樹木葬への移り変わった

のです

 

2022年の実態調査によると、樹木葬のシェアは40%

を超え、一方で、一般墓は25%程度に留まり、僅差で

納骨堂も人気が高まっています。

 

お墓の消費者全国実態調査(2022年度)

・一般墓25.8%  

・樹木葬41.5%  

・納骨堂23.4%  

・その他9.3%

〜「いいお墓」調べより〜

樹木葬が何故人気なのか?

一般墓離れは、いまの時代背景が大きく関わって

いるような気がします。

特に生涯未婚率の高まりや核家族化が進行している

日本では「誰がお墓を管理するの?」といった

問題が深刻ですよね。

樹木葬に人気が集まる理由は大きく3つあります。

理由その1

樹木葬は、樹木や草木を墓標とするお墓です。

承継を前提としない為、公営でなければ永代供養が

付いています。

永代供養とは、墓地を管理するお寺などが将来に渡って

故人を供養してくれるお墓のこと。

公営を除けば、樹木葬も永代供養墓なのです。

要するに、跡継ぎを必要としないので、墓守がいない方や

お墓の負担を後に残したくない方のニーズにうまくマッチ

したわけです。

理由その2 

樹木葬を例にとれば、墓石の費用がかからないため、

一般墓と比べると、コストはかなり抑えられます。

調査データによれば、一般墓の平均購入額は165万円程度

である一方、樹木葬は70万円程度と大凡半分以下なのも

人気のひとつです。

理由その3

直接土の中に遺骨が埋葬されることで、自然に回帰

することができます。一種の憧れですかね。

お墓を決める時に注意すべきこと

上述したとおり、死後のことで遺族に多大な

負担をかけることは回避したいものです。

だからといって、その理由だけでお墓を決める

のは間違っている気がします。

もしも、自分を弔ってくれる遺族がいるならば、

少なくともその人達の意見も聞くべきでしょう。

なぜなら、一度納骨してしまうと容易に後戻り

できませんし、それが原因で身内どうしトラブルに

発展するケースだってあるからです。

お墓の選択は、ご家族の実情に合ったものを選ぶべきで

って、決して世間の流行りや固定観念に囚われすぎず、

慎重に選択すべきなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

時代の変化とともに、お墓に対する価値観も多様化

するのは当然ではないでしょうか。

でも「故人を弔う気持ち」までは、永遠に変えるべき

ではありませんし、変えてはいけないものだと思いたい

ものです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

では、また。

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