葛飾相続 番外編:静けさを守る声

この街には、静かに暮らす人がいる。

柴又帝釈天の参道は、私たち地元民にとって特別な場所。季節の香り、木造の店先、草だんごの甘さ…すべてが、静かな日常の一部です。

けれど最近、観光のにぎわいが日常に重なり、高齢の家族が歩きづらくなってきました。写真撮影や食べ歩きのマナーに戸惑うこともあり、「遠慮してしまう場所」になっているのが少し寂しい。

京成線も、空港直結の便利さゆえにスーツケースでいっぱい。通勤や通院の時間帯に、高齢者が座れず立ちっぱなしになることもあります。

葛飾は、観光と暮らしが共にある街。だからこそ、訪れる方にも「この街には、静かに暮らす人がいる」ということを感じてもらえるような環境づくりが、今こそ必要だと思います。

この声が、風に乗って届きますように。

— 葛飾の片隅より

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