1分でできる!スマホのデジタル終活

こんばんは!

秋山です。

スマホのパスワードが分からない!

スマホのパスコードを忘れた!

皆さんもご経験ありますよね。

探すのに、かなり慌てませんでしたか。

でも、

もしそれが故人のスマホだったら?

今回は、デジタル終活をテーマに、重要なポイントに

絞って、わかりやすく解説したいと思います。

スマホのロック解除は不可能!?

スマホは、いまや金融決済の手段としての役割まで

はたすようになり、ますますセキュリティが厳重な管理を

求めれれるようになりました。

FBIとApple社の問題

スマホのセキュリティはPCの何倍も厳重で

パスワードが分からなければ、どうにもなりません。

2015年末、カリフォルニア州で銃乱射事件を起こした

テロリストは、銃殺された現場にiphoneを残したのだ。

それを回収したFBIは製造元であるApple社にロックを

解除するため、マスターキーの提供を求めて連邦裁判を

訴えている。

それも、たった一台のスマホのために。

何が言いたいかというと、

ネット上にはロック解除サービス業者や

スマホロック解除が出来るツールなどといった情報が

飛び交ってますが、本当なのでしょうか?

そもそもFBIをしても、ロック解除できないものが

日本の業者が簡単に解除できるとは、、、

マホ会社は助けてくれない

スマホ会社はスマホの中のデータには関知しない

スマホメーカーが世話してくれるのは、本体の機能

と通信契約についてだけです。

なぜなら、スマホ内の写真やデータ、アプリ、パスワード

などは全て保有者の管理物なので、いかに重要なデータで

あっても、スマホ会社はノータッチなわけです。

スマホ会社がデータについてできるのは唯一初期化だけ

データが初期化されれば、お手上げ状態です。

亡くなった本人しか把握していない資産と負債については

もう発掘は不可能ですね。

デジタル終活の大切さ

デジタル終活とは、簡単にいうと、PC、スマホ、

タブレットなどのデジタル端末やインターネットで

利用していたオンラインサービスのIDやパスワードなどを

エンディングノードに記入し、万が一のことが

あった際にご家族に迷惑をかけないように準備する

ことです。

上述のとおり、スマホは、社会がもはやインフラとして求める

ようになったにもかかわらず、持ち主が亡くなった後のケア

に関しては、公式のサポートは未整備な状態です。

「スマホが本人以外には使えない機器になっている」

それが現実であることを確りと認識したうえで、

もし自分のスマホが使えなければ、残されたご遺族は

どうなるか一度考えてみてみましょう。

きっと、デジタル終活への意識が高まるはずです。

何より簡単なデジタル終活

スマホのパスワードを残しておくこと!

これに尽きるかと思います。

要するに、スマホにアクセスさえできれば、あらゆる

手続きに対するヒントが得られるので、

遺族にとってみれば、このパスワードがあると

ないとでは大違いなわけです。

経産省所管 独立行政法人、情報処理機構(IPA)

でもパスワードの適切管理について

次のような項目を挙げています。

適切に保管する。記憶するのが大変なパスワードの場合

は紙にメモしてもよいが、IDは別々の紙にメモするなど

した方が良い。

例えば、小さなカードや名刺の裏などを使って

パスワード、もしくはヒントとなる文言(子どもの誕生日など)

を書いて、それを自分の財布や通帳、自宅の貴重品を入れる

タンスの引き出しに入れておくようにしましょう。

とはいっても、

もしどうしても教えたくないのであれば、

残された遺族が絶対に必要となるような情報は

エンディングノートなどに残しておくべきです。

例えば、必要な人の連絡先や取引のある銀行や証券会社名

などスマホにアクセスしなくても、遺族が困らないように

するための工夫をしてみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はスマホのパスワードを例にしましたが、

デジタル終活において、共通する大事なことは

“備える”ことです。

人生はいつ何が起こるかわかりません。

終活というと、ある程度年齢を重ねてから行うものと思う人

も多いですが、実は「自分の人生を振り返る」といった要素も

持っています。

年齢に合わせた終活を始めてみてはいかがですか。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは、また。

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